ゼンショーグループの「食の安全」最新情報・データベース
安心・安全=“ゼンショー基準”というブランドへ
TOPページ > 食の安全への取り組み > うなぎの安全性
食の安全への取り組み


うなぎは高タンパクで栄養価が高く、日本では古くから夏バテ防止の食べ物とされてきました。日本では明治時代から養殖が始まりましたが、その技術が台湾や中国へと渡り、現在では日本へも多く輸入されています。ゼンショーグループでも中国産うなぎを使用し、すき家の「うな牛」※1、はま寿司の「うなぎ(にぎり)」、久兵衛屋の「うな丼」※1などを提供しています。
※1 すき家と久兵衛屋でのうなぎの販売は期間限定です。
うなぎの養殖には、病気を予防したり、病気が伝染しないようにしたりするため、抗生物質や消毒剤などが使用されることがあります。以前はこれらの薬品を規制する法律が十分でなく、養殖者が自分で決めて自由に使う養殖方法が一般的でした。しかし、ここ数年で中国産うなぎに対する不安の声が増えたことや、ポジティブリスト制度が始まったことから、薬品の使用を控えた養殖方法が進んできました。ゼンショーグループで使用しているうなぎも、できる限り薬品を使用しないように養殖しています。
そのためには、とにかく水をきれいにする※2ことが一番。水がきれいであればうなぎは病気にかかりにくくなるのです。ゼンショーグループのうなぎは、人里離れた山奥の水や地下水など汚染のないきれいな水で養殖しています。この水を池へ引くことで、薬品の使用を抑えているのです。また、薬品を使用する場合は、決められた方法で使用し、すべて記録。そのうえで検査を重ねて安全性を確認しています。

近くに工場などがない山奥の水源や地下水など、きれいな水を使用しています。

養殖場の土壌・水質・エサなどを厳しく検査。使用した薬はすべて記録し、安全性を確認しています。

水揚げされたうなぎは、24時間以上きれいな水の中で泳がせ、体内や表面の泥や臭みを取ります。
※2 化学物質の汚染や病気の発生等がない状態を示しており、水道水のような無色透明の水ではありません。
うなぎは生きた状態から手作業でさばいた後、タレをつけて焼く、という工程を繰り返して蒲焼きにします。これは街のうなぎ屋さんで行われているのと同じ方法です。
また、加工場での手洗い・消毒といった衛生管理は中国でも当たり前のこと。それぞれの作業場の入口には、手洗いや消毒、エアシャワーでの埃除去を行う設備が設置され、ここを通過しなければ加工場には入れません。使用する器具類もこまめに消毒し、清潔な環境で加工を行います。
商品の出荷前には金属探知機も使用し、異物混入がないことを確認してから出荷します。加工の全過程ではロット管理も厳重に行い、万が一のトラブルを防ぐ体制が整えられているのです。

タレをつけて焼く、という工程を繰り返して蒲焼きにします。

手洗い、消毒の徹底はもちろん、加工場に入る前にはエアシャワーでの埃の除去も行い、異物混入を防ぎます。

金属探知機に通して異物混入がないかをチェックします。

生産加工、流通のすべての工程において、食品安全追求本部中央分析センターでの厳しいチェックが実施されています。
安全性の確認は、うなぎ生産者との取引を決める段階から始まります。うなぎを育てる池の水質や土壌はもちろん、エサに残留農薬や動物用医薬品が含まれていないかどうかまでも検査します。
また、蒲焼きにする加工場の設備や衛生管理体制を確認して、初めて取引が始まるのです。
養殖と加工の過程では生産者が自社で安全性確認のための検査を実施。日本へ輸入する前後にはゼンショーグループの中央分析センターで自社検査を実施し、さらに中国の公的機関であるCIQ(中国出入境検験検疫局)と日本の厚生労働省の検査を受けて安全性を確認しています。厳重な検査を重ねることが、安全・安心の提供につながっているのです。
中国産うなぎは安全性に関するお客様の意識が高い食材のひとつです。また、最近では輸入食材というだけで抵抗感を持つ方も増えてきました。しかし、大切なのは「産地」ではなくその「安全性」であるとゼンショーグループでは考えています。お客様には安心してお食事を楽しんでいただきたい、その思いを生産者と共有し、これからも安全・安心な商品を提供していきます。
国産品以上の厳しい品質検査を行っています。
品質検査はポジティブリストに対応するように設計し、合計で10回の品質検査を実施しています。
ゼンショーの食品安全追求本部中央分析センターは、検査業務の中心的役割を果たしています。

※3 CIQ:中国出入境検験検疫局