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“食”関連ニュース

小板橋博士の一問一答(農作物編)

小板橋博士の一問一答(農作物編)

Q.1 ゼンショーで使っている食材は安全ですか?

小板橋博士
小板橋博士のプロフィール
大学、大学院で食の安全などに関わる研究に11年間携わる。その後、中国の民間食品分析機関を経てゼンショーへ。現在は食品安全追求本部品質保証室マネジャー。医学博士。

A.1 安全です。
ゼンショーグループでは、全国各地から食材を仕入れています。
関東や東北でとれた食材については、原子力発電所事故による放射能汚染が心配されていますが、国が出荷停止したものは使っていません。
また、行政の判断だけに頼ることなく、現在は野菜、卵、牛肉、新米を自社の中央分析センターで検査しています。

Q.2 どんな検査を行っていますか?

A.2 検査に使用している機器は、NaI(Tl)シンチレーションスペクトルサーベイメータです。空間線量の影響を受けにくくし、より正確に測定できるよう、鉛の外側をステンレスで覆った遮蔽箱(ゼンショーRSチャンバー)の中で測定しています。
この遮蔽箱の中に食材を入れ、まずは表面を測定。測定の結果、放射線が検出された場合はさらに詳しく調べるため、粉砕した食材を定められた容器に入れ測定します。

この測定方法は、厚生労働省が「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」で定めている、簡易測定法です。
また、数値は日本アイソトープ協会の「緊急時における食品中の放射性セシウム測定に用いるNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータの機器校正」の換算式を用いて求めます。


ゼンショーRSチャンバー
※放射線遮蔽箱。(RSチャンバー:Radiation Shield Chamber)

放射線が検出された場合は、より正確な数値を把握するため、提携している外部検査機関にて検査します。
外部検査機関では、「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」で定めている「ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法」に従い検査しています。



丸型V式容器(タッパ:V5)
日本アイソトープ協会の「緊急時における食品中の放射性セシウム測定に用いるNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータの機器校正」で認められている容器。この中に粉砕した食材を入れて測定。