ゼンショーフェアトレードの取り組みを現地よりお届けします!

Fairtrade Report

東ティモールでコーヒー豆保管倉庫が完成!

東ティモールは、ゼンショーがフェアトレードを開始した最初の国です。2002年にインドネシア統治から独立、国内で武力衝突が起き治安が不安定な中、生産者を支援するため2007年よりフェアトレードを開始しました。

現在はNGOと提携し、2つの地域でコーヒー生産者と取引しています。

近年の現地取り組みとしては、コーヒー豆の保管倉庫建設を支援しました。
この生産者組合は、自らの保管倉庫を持っていなかったため、生産量に応じて近隣の教会などから倉庫を借りて保管場所を確保してきました。そういった倉庫は、コーヒー豆保管のために作られた倉庫ではないため、コーヒー豆の保管環境として必ずしも良いものとは言えず、品質を落としてしまう可能性がありました。品質が落ち、売り物にならなければ、生産者は収入が絶たれてしまいます。

そこで、ゼンショーとのフェアトレードの取引で生まれる社会開発資金を使い、コーヒー豆を保管するための倉庫を建設しました。これにより生産者は毎年借りる倉庫を探す必要がなくなり、そしてなによりコーヒーの品質を落とす心配も大幅に軽減されました。

これは生産者だけのメリットではなく、店舗でお客様においしいコーヒーを飲んでいただくことにもつながります。

※社会開発資金...商品価格の中で、生産者の生活改善などにあてるために使用される部分の金額のこと

この生産者組合との社会開発資金を使った次の取り組みとして、コーヒーの畑の管理や新しいコーヒーの木の植え替えなどを検討しています。

東ティモールでは独立前後の混乱で、これまで受け継がれてきたコーヒー栽培の技術や知識が失われつつあります。コーヒーの木は植えてから数十年とコーヒーの実がなるため、親から子へと引き継がれていくものです。畑の土壌改善や木の植え替えなどを進めることで安定したコーヒーの質・量を生産することができるようになります。

今後も現地の生産者が安定して収入を得ることができ、これからも末永くコーヒー生産を行うことができるよう、私たちも一緒になって取り組んでいきます。

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