DX(デジタルトランスフォーメーション)

DXへの積極的な取り組み

現在、第4次産業革命とも呼ばれるデジタル化の急速な進展の中で、人工知能(AI)・IoT・RPA・クラウドの活用が加速しております。店舗においては、セルフオーダー/セルフキャッシング等の技術革新やITによるデータ活用等により、定型労働に加えて非定型労働においても省人化が進んでおります。当社グループにおきましても、店舗、工場、物流、本部などの各工程において、積極的にDXヘ取り組むことで業務の効率化・自動化を推進してまいります。

(2026年3月期有価証券報告書より)

DX推進体制

DX推進体制

ゼンショーホールディングスのDX戦略

DX戦略の方針

現在、売上・在庫などの情報を収集する仕組みを構築しております。今後の販売拠点拡大に向けて、情報収集・統合をさらに効率化し、お客様の利便性向上と迅速な経営判断に資するため、DXを推進します。

DX展開の環境整備

AI・IoT・RPA・クラウドなどの先端技術の活用を積極的に行うとともに、システム開発環境の整備・拡充に努めています。
• お客様のご利用体験をより快適にするため、レジ・券売機・セルフオーダー端末・モバイルオーダーUIなど、お客様との接点となる機器およびシステムの標準化・単純化を推進します。
• 店舗の売上・販売実績・従業員の勤務状態など各種データをクラウドシステム上で管理し、継続的な分析を行うことで、お客様や従業員のニーズに応える店舗運営・改善の基盤とします。
• 製造・物流・店舗・本部での各業務において、自動化や省人化、生産性向上を実現するためのツールとして、AI・IoT・RPA・クラウドなどの先端技術の開発・導入・展開に取り組みます。

具体的なDX施策

ゼンショーホールディングスでは、製造・物流・店舗・本部での各工程において、AI・クラウド・IoTなどのデジタル技術を活用し、業務の効率化・自動化および経営判断の高度化を推進しています。売上・在庫・人件費・顧客情報などのデータを収集・統合し、お客様の利便性向上・生産性向上および企業価値向上の実現に取り組んでいます。

1.顧客接点のデジタル化
POSシステム、セルフオーダー端末、券売機、セルフレジなどを導入し、お客様の利便性向上と店舗オペレーションの効率化を推進しています。

2.キャッシュレス・マルチチャネル対応
クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に加え、モバイルオーダー、デリバリー、ドライブスルーなど多様な購買チャネルを提供し、お客様の利便性向上と販売機会の拡大を実現しています。

3.サプライチェーンの高度化
グループ内共通システムを活用して仕入・調達情報を一元管理するとともに、国内外の調達ネットワークを強化し、安全・安心な食材の安定調達と調達コストの最適化を推進しています。

4.データ活用による経営判断の高度化
売上・在庫・人件費などのデータを収集・統合し、需要変動の把握や在庫配置の最適化、販売施策の改善に活用することで、迅速かつ的確な経営判断を推進しています。

5.AI・デジタル技術による業務変革
AI、IoT、RPA、クラウドなどの先端技術を活用し、製造・物流・店舗・本部などにおける業務効率化・自動化を推進するとともに、生産性向上と新たな価値創造に取り組んでいます。
売上・在庫・人件費などのデータを活用し、お客様の利便性向上・生産性向上および迅速な経営判断の実現を通じて、持続的な事業成長につなげています。

DX戦略と達成指標(KPI)

当社は、DXを「お客様の利便性向上」「環境変化への柔軟かつ迅速な対応」「製造・物流・店舗・本部での生産性向上」を実現するための重要な経営戦略と位置付けています。DX施策の成果については、当社ホームページおよび有価証券報告書で公表している経営指標をもとに継続的に評価し、改善を行っています。

1.お客様の利便性向上
 モバイルオーダー、セルフオーダー、キャッシュレス決済、デリバリーなどのお客様との接点のデジタル化を推進しています。これらの成果は、以下の指標により評価しています。
 ・既存店売上高
 ・既存店客数
 ・既存店客単価

2.環境変化への柔軟かつ迅速な対応
 売上・在庫・人件費などのデータを収集・統合し、需要変動への対応や迅速な経営判断を推進しています。これらの成果は、以下の指標により評価しています。
 ・全店売上高
 ・営業利益

3.製造・物流・店舗・本部の生産性向上
 AI、IoT、RPA、クラウドなどを活用し、業務効率化・自動化を推進しています。これらの成果は、以下の指標により評価しています。
 ・店舗数
 ・営業利益

DX人財の採用と育成

ゼンショーホールディングスでは、全社的なDXリテラシーの向上および業務DXの効率的な実現を目的として、「グループIT本部」「技術統括本部」がDX人財の採用・教育を行っています。

生成AIの活用を見据えた全社研修・支援を通じて、個人・部門・全社レベルでのAgent構築を推進し、グループ全体の生産性向上を実現します。これらの取り組みを「グループIT本部」が中核となり支援しています。

また、スマート店舗の実現によるお客様の利便性向上に加え、店舗クルー・マネジャーの生産性向上およびマネジメント力強化に貢献するDX人財の採用・育成を推進しています。

さらに、データとデジタル技術を活用し、業務・サービス・ビジネスモデルを高度化するとともに、AI画像認識などを用いた品質向上や食材ロス低減を実現するため、「技術統括本部」がDX人財の採用・育成を通じて技術構築に取り組んでいます。

DXへ向けた展開

変化への柔軟な対応が企業DNAに刻まれており、早くからDX化に取り組んでいます。

DXへ向けた展開