環境への取り組み

環境への取り組み

ゼンショーグループは、自社の事業活動が地球環境に与える影響についても、責任を持った対応を行います。自社の事業領域に密接に関わる、天然資源の保全、食品残渣の活用といった課題のほか、自然エネルギーの活用などへの取り組みを通じ、自社の事業領域の持続可能性と、地球環境そのものの持続可能性を担保するために行動します。

食品ロスの削減

ゼンショーグループのはま寿司では、ストレートレーンを導入しています。タッチパネルでご注文いただいた商品を直接提供することにより、食品ロスの削減に努めております。

省エネ機器の導入

ゼンショーグループでは、店舗・工場の空調設備や照明機器を計画的に省エネ機器に交換しています。10年を超過した空調設備は、最新機器に切り替えることで、電力消費量を30%以上削減しています。

太陽光発電事業

ゼンショーグループでは、2012年に株式会社ゼンショークリーンエナジーを設立し、2013年より太陽光発電事業に取り組んでまいりました。現在、はま寿司の242店舗の屋根と関西工場の屋上に太陽光パネルを設置しており、年間約9百万キロワットを発電しています。

廃油の活用(リサイクル燃料の精製・活用)

牛丼を作成する過程で発生する牛脂からバイオマス燃料を精製し、グループ製造会社であるGFF北関東工場でボイラー燃料として使用しています。対象ボイラーは、日本初の牛脂(動物性油脂)からのバイオマス燃料専用のボイラーです。

持続可能なパーム油の調達

アブラヤシの果実から採れるパーム油は、加工食品をはじめとする日用品に幅広く利用されています。一方で、パーム油の一部の生産地においては、農園開発に伴う熱帯林の伐採などの環境問題や、農園労働者に関わる人権問題など、様々な問題が指摘されています。
ゼンショーグループは2024年2月、「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO:Roundtable on Sustainable Palm Oil)」に加盟しました。グループ店舗における一部商品の調理工程で、持続可能性が担保されたRSPO認証油の使用を開始します。