ゼンショーニュース

2024.06.11お知らせパキスタン洪水被災地で農業支援を実施

パキスタンでは2022年、モンスーン等の影響で豪雨が続き、各地で大規模な洪水が発生しました。
洪水により国土の3分の1が冠水し、国民の約7人に1人にあたる3,300万人以上が被災したとされています。
ゼンショーは2023年2月から3月にかけ、緊急支援のため特定非営利活動法人ジェン(以下ジェン)と連携し、 深刻な被害を受けたシンド州ダドゥ郡で食糧配布を実施しました(詳細はこちら)。


また、2023年9月からは、ゼンショーとジェンは被災農家の方々の自立を支援すべく、シンド州ダドゥ郡にて新たなプロジェクトを始動。
小麦や大麦、からし菜の種子を185世帯に提供するとともに、専門家による研修を実施しました。
そして、2024年4月、洪水発生前と比べ多くの作物が収穫できたことを知らせる報告が、
現地から届きました。
これらの収穫された作物により、農家の方々の日々の食事や現金収入が改善されています。


現地では今後、今年収穫した種子の一部を保存し、追加で370世帯に提供を行います。
中長期的に種子の保存や地域内での共有を行い、作物の収穫量を増やしていくことで、
持続可能な農業システムを構築していく予定です。


【実施内容】
場  所:パキスタン シンド州 ダドゥ郡
実施内容:①185世帯に小麦、大麦、からし菜の種子を提供
     ②専門家による研修





ゼンショーは今後も現地の状況に寄り添いながら、継続的に支援を行ってまいります。