トップメッセージ(株主・投資家の皆様へ)

トップメッセージ

当連結会計年度(2015年4月1日から2016年3月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続く中、緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気減速懸念等から、先行き不透明な状況が続きました。
外食産業におきましては、実質賃金の伸び悩み等により個人消費が本格回復に至らない中、引き続き厳しい経営環境となっております。

このような環境の下、当連結会計年度の連結業績は、売上高5,257億9百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益121億13百万円(同384.9%増)、経常利益113億80百万円(同295.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益40億26百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失111億38百万円)となりました。収益面につきましては、牛肉価格をはじめとする原材料価格の上昇影響を受けたものの、牛丼チェーン「すき家」の深夜営業再開等により、前年対比増益となりました。
「すき家」においては、2015年4月に「New Value」をコンセプトに牛丼の商品設計の見直しと価格の改定を行いました。さらに、新商品および季節商品の導入、「秋の肉祭り(牛丼価格60円引き)」や「牛丼とん汁おしんこ(たまご)セット」の並盛490円フェアを実施するなど、業績の向上に努めてまいりました。
また回転寿司の「はま寿司」では、積極的な出店による業容の拡大を図るとともに、商品品質の向上、店舗サービスの強化等に努めてまいりました。

今後も引き続き、グループシナジーを追求し、食材調達から製造、物流、店舗での販売までを一貫して設計・運営するマス・マーチャンダイジング・システム(MMD)による商品クオリティの向上とコスト改善を継続的に行ってまいります。
次期の通期業績見通しにつきましては、売上高5,588億61百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益177億10百万円(同46.2%増)、経常利益167億72百万円(同47.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益70億29百万円(同74.6%増)を見込み、年間配当は16円を予定しております。
今後も世界中の全ての人々に安全でおいしい食を手軽な価格で提供する企業として、食の安全性の追求と店舗水準の向上を行うとともに、従業員が働きやすい職場環境づくりを推進し、各業態の出店およびブランド強化に取り組んでまいります。

2016年6月24日

小川 賢太郎 ゼンショーグループ CEO Ogawa Kentaro