LGBT理解促進セミナー開催


誰もが働きやすい職場環境づくりのために。

日本でLGBTは3~10%程度の割合で存在すると言われています。20人以上の職場ならその中に1人は必ず存在するほどの割合。これは、左利きやAB型の人の割合とほぼ同じなのだとか。LGBTは多くの人が想像するよりもずっと身近な存在であることがわかります。
しかし、「LGBT」という言葉の認知度は高まってきている一方で、正しく理解している人はまだまだ少ないのが現状です。

ゼンショーホールディングスでは、職場の多様性を高め、様々な人がいきいきと働くことができる職場環境を作る取り組みのひとつとしてLGBT理解促進セミナーを開催しました。

講師としてお招きしたのは、LGBTも含めただれもが働きやすい職場づくりを支援しているNPO法人虹色ダイバーシティの加藤悠二さん。「ダイバーシティをLGBTから考える」と題した講義をおこなっていただきました。

LGBT当事者が抱える社会的困難や差別的言動、行政や他社の取り組みを例に挙げながら、職場環境の中でLGBTが必要としていることなどを紹介していただきました。

外食店舗でLGBT向けにできることとして、「LGBTに該当する方は必ず身の回りにいるということを頭の隅に置いておくことが大事。お店でお客様をお呼びするときなど、“男性の方”、“女性の方”と見た目で判断せずに、どういう風に扱われたら心地よいのかを考えることが重要」という示唆に満ちたお話もありました。

不用意・不自覚な発言で、同僚や部下、お客様など、他者を傷つけることがなくなるよう、一人一人がLGBTのことを進んで考え理解することが大切です。

ゼンショーグループで働く人の数は、約12万人。
LGBTにとどまらず、様々なバックグラウンドを持った従業員にとっても働きやすい職場環境の整備を進めてまいります。

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