ピザをコミュニケーションのきっかけに
2024年7月、トロナジャパンが石川県珠洲市で開催されたイベント「能登復興祭」に参加し、ピザの提供を行いました。
「能登復興祭」は、ゼンショーが災害支援で連携している特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが主催したイベント。
仮設住宅の建設予定地に近い「珠洲ホースパーク」で、被災者のコミュニティ形成の中心となる場所を作ることを目的に開催されました。
ゼンショーの食品メーカーであり、長きにわたってピザ商品を販売してきたトロナジャパンは、「被災された方々にピザを囲んで楽しくコミュニケーションを取っていただきたい」という想いで、能登半島地震被災地におけるピザ提供を開始。
珠洲市の避難所で2024年6月に行った焼きたてピザの提供に続き、今回のイベントに参加しました。
イベント当日、トロナジャパンのメンバーは食材やピザオーブンを車に積み込んで珠洲市へ。
崩壊した住宅や、隆起・陥没の跡などがまだ残る街を進み、会場に向かいました。
会場に着くとトロナジャパンのメンバーは電源やオーブンを立ち上げ、その場で次々とピザを焼き上げていきます。
ピザの提供が始まると、長蛇の列が。
並ばれている方々とコミュニケーションを取りながら、焼きたてのマルゲリータピザにエビフライをのせ、一人ひとりに手渡ししました。
ピザの配布は大盛況で、子どもから大人まで幅広い年代の方に約180食が行き渡りました。
ピザを受け取った方からは、「スーパーは時短営業で、商品の種類が少なく欲しい物が買えないこともある。子ども2人がピザが大好きなのでもらいにきた。すごくありがたい」とのお言葉をいただきました。
人々が集まって食べる食事として親しまれているピザ。
トロナジャパンは今後も、年代に関わらずお楽しみいただける商品を通じ、地域社会に貢献してまいります。