特例子会社
ゼンショーホールディングスでは、障がい者雇用を企業の社会的責任ととらえ、積極的に取り組んでいます
株式会社 ゼンショービジネスサービス
2012年4月に特例子会社として(株)ゼンショービジネスサービスを設立し、障がい者の自立支援と社会参加の場を提供しています。
ゼンショービジネスサービスでは
- ・『全員が全力でチャレンジできる組織』
- ・『互いを思いやり、尊重し信頼しあう結束力の強いチーム』
- ・『なりたい自分になるため、高い志と熱いハートを持つ』
をスローガンに掲げ、日々の業務に取り組んでいます。
会社概要
所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル(8階総合受付) |
---|---|
設立 | 2012年4月2日 (2012年5月 特例子会社認定) |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 丸山 直樹 |
従業員数 | 障がいのある社員: 137名 障がいのない社員: 17名 (2024年4月1日時点) |
事業所 |
本社: 〒108-0075 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル5F 勝島事業所: 〒140-0012 東京都品川区勝島1-5-21 東神ビル5F |
沿革
2011年7月 | 株式会社ゼンショーホールディングス人事部内に障害者雇用推進室を設置 |
---|---|
2012年4月 | 株式会社ゼンショービジネスサービス設立 9名入社 |
2012年5月 | 株式会社ゼンショーホールディングスの特例子会社として認定 |
2012年3月 | 19名入社(計28名) |
2013年3月 | 8名入社(計34名) |
2014年6月 | グループ各社が運営する店舗(約4,500店舗)と本社を結ぶ自社メール便の仕分け、発送業務を開始(北品川事業所1F) |
2015年3月 | 15名入社(計48名) |
2015年7月 | 軽作業専門事業所として北品川事業所6Fを新たに開設 |
2016年3月 | 17名入社(計65名) |
2017年3月 | 20名入社(計86名) |
2018年3月 | 16名入社(計99名) |
2018年7月 | 勝島事業所を開設 |
2019年3月 | 17名入社(計112名) |
2020年3月 | 8名入社(計113名) |
2021年4月 | 18名入社(計123名) |
2022年4月 | 15名入社(計134名) |
2023年4月 | 12名入社(計140名) |
2024年4月 | 3名入社(計137名) |
業務内容
主にゼンショーグループ各社より委託された業務を行っています。
PC入力業務・キッティング作業 [勝島事業所]
PC入力業務
グループ各社から依頼されたデータの入力や、スキャナーを使って書類のデータ化を行います。
キッティング作業
本部で使用するPCや店舗で使用するセルフオーダー用の端末にソフトウェアなどのインストールを行い、IT機器を業務ですぐに使用できるよう設定します。
自社メール便仕分け・発送業務[勝島事業所]
メール便仕分け業務
全国各地のグループ店舗(約4,500店舗)から届いたメール袋を開け、提出先の部署ごとに仕分けを行います。
発送業務
店舗へ発送する荷物は一旦専用棚に仮置きし、発送日に再度棚から取り出しメール袋に入れて発送します。
軽作業[勝島事業所]
販促物作成業務
販促物(メニュー、ポスター、クーポン等)の印刷、カット、ラミネート加工を行います。
封入・梱包作業
店舗に送り込む書類や備品を必要数揃え、封筒や段ボールにしまいます。梱包するものの種類が多いときは、チームによる流れ作業を実施します。
オフィスサポート業務[品川本社/天王洲本部]
郵便・宅配物の仕分け、デリバリー業務
本社に届いた郵便物・宅配物をグループ各社・部署ごとに仕分け、関連部署に配達します。
商談ルーム管理
品川本社の商談ルームの定期清掃を実施します。
ジョブローテーション
社員を4グループに分け、1か月ごとにローテーションし全業務を経験します。
<ローテーションの意味>
色々な業務を経験し、得意なことだけでなく不得意なことにもチャレンジし、能力を開発する。自分の特性を知り、なりたい自分を発見する。
キャリアアップ制度
正社員登用制度
毎年1月に試験を実施します。入社2年目以降に、どのタイミングでも何度でもチャレンジ可能です。
管理職登用制度
正社員のみチャレンジ可能です。
4つの業務にそれぞれ管理職(サブリーダー)の資格が5つずつあり、最大で5つまで取得可能です。一度の試験で複数受験することはできません。
サブリーダー資格を5つ取得すると、リーダー試験が受験可能です。
技術職登用制度
正社員でも契約社員でも受験可能です。
2年目以降から受験可能です。4つの業務の中から最大5つの技術職(マイスター)資格を取得可能です。
代表ご挨拶
株式会社ゼンショービジネスサービス(ZBS)は、ゼンショーグループの特例子会社として2012年4月2日(2012年5月24日特例子会社認定)に設立されました。
ゼンショーグループは現在、日本だけでなく全世界で外食の店舗を10,000店舗以上展開し、その事業領域は今や外食にとどまらず小売事業、介護事業など多岐にわたります。ZBSはゼンショーグループを側面からサポートするため、データ入力や軽作業、社内便の仕分けなどその事務部門の業務を受託しており、現在は100名を超える障がい者が業務に従事しています。
私たちは、これらの業務を通じて障がい者がいきいきと働ける職場を創出し、彼ら・彼女らの社会的自立をサポートしてまいります。また、目標を持ち、それに向けてステップアップしていけるようなキャリアアッププランを構築し、共に成長していける会社でありたいと考えています。
ZBSに所属する誰もが社会に参画し、貢献することで自己実現ができる、そんな会社を目指してこれからも挑戦してまいります。
株式会社 ゼンショーストアサポート
グループ会社が経営する飲食店に出向き、ご来店されるお客様が快適にお食事をして頂けるよう、 店舗スタッフと協力して調理、接客、清掃等の業務に取り組むのがゼンショーストアサポートの役割です。
会社概要
所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル(8階総合受付) |
---|---|
設立 | 2020年4月1日 (2021年4月 特例子会社認定) |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 丸山 直樹 |
従業員数 | 障がいのある社員: 23名 障がいのない社員: 13名 (2024年4月1日時点) |
事業所 |
本社: 〒108-0075 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル5F 分室: 〒108-0075 東京都港区港南2-12-32 SOUTH PORT品川7F |
就業場所 | ゼンショーグループが経営する飲食店(2024年4月現在は「なか卯」と「すき家」) |
業務内容
障がい者2~3名、支援スタッフ1名の小グループでゼンショーグループが経営する飲食店に出向き、以下の業務に取り組みます。
調理
調理に時間のかかる揚げ物の仕込みを行います。
なか卯のメイン商品である親子丼をはじめ、牛丼やかつ丼、うどん等の様々な商品を作成します。
食器洗浄や厨房機器の洗浄を行います。
清掃
客席やテーブル、トイレををはじめ、店内のあらゆる場所の清掃・消毒作業を行います。
店内だけでなく、お店の外回り(舗道、看板、窓、等)もきれいにします。
接客
お客様においしい商品を明るく元気に提供します。
昼時には店頭に立ち、弁当販売の手伝いを行います。
社員紹介
私が就職を決めた理由は、ずっと前から自分が稼げるようになって早く親に楽をさせたいと思っていたのと、働くなら机に座ってやる仕事よりも、体を動かす仕事の方が自分に合っていると思ってこの会社に入社をしました。入社してからは仕事もたくさんで、最初は難しかったですが、上司やお店の従業員さんが色々教えてくれたので、いまではちゃんとできるようになりましたし、何より仲間と協力して仕事をやり遂げることの大事さがわかりました。
今一番自信があることは、お弁当販売で作成からお客様への手渡しまで関われることです。最近は厨房機器のメンテナンスや、お店の備品の発注や在庫管理なども任せてもらえるようになったので、もっともっと色々なことを経験し会社の先輩、同僚、後輩、そして店舗従業員さんからも頼られる存在になりたいです。
実習を何回かやらせてもらい、清掃作業にやりがいを感じて入社を決めました。入社してからもトイレ清掃では鏡や便器をピカピカにしたり、看板清掃では水滴が残らないように仕上げることにこだわりを持って作業しています。また昼の忙しい時間帯には食器洗浄も担当しているのですが、忙しいと次から次へと食器が返ってきて、割らないように作業するのが大変です。
今後の課題は、現在お昼時のお弁当販売(接客)にも挑戦中で、忙しい時でも焦らず一人ひとり丁寧に対応することです。そして将来的には調理にも挑戦し、誰からも頼もしいと思ってもらえる社員になりたいです。
代表ご挨拶
ゼンショーストアサポートは、2013年に設立したゼンショービジネスサービス(第一特例子会社)に続き、ゼンショーホールディングスが更なる障がい者雇用の発展のため、2020年4月に新たに設立した特例子会社です。
弊社は、障がい者がゼンショーグループの飲食店に直接出向き、接客や調理・清掃等の店舗業務に積極的に関わることにより、業務スキルだけでなく、社会人としてのスキルやプライドをも身につけることを目的としています。そして社会全体のノーマライゼーションの促進、ダイバーシティの実現にも貢献してまいります。