ゼンショーは自らの目で確認し
安全でおいしい食を提供します
食品安全検査
ゼンショーホールディングスでは、自社の中央分析センター・微生物検査センターで、使用する食材の検査を行っています。
中央分析センター
中央分析センターは、使用する食材の安全性を自社で確認するため、2006年に設立されました。フード業最高水準の分析機器を使い、残留農薬、動物用医薬品、重金属検査、放射線などの検査を高い精度(正しい値)と高い感度(微量でも検出)で行っています。
食材の安全確認
食材の調達時に社員が直接生産地に行き、生産する周囲の環境や農薬の使用量・方法などを確認しています。
その上で、生産地でどのような農薬を、いつ、どれだけ使用したかが記載されている「栽培履歴」を
もとに、食材を分析センターで検査し、検出される農薬の量や種類に問題がないか確認を行っています。
検査機器
業界最高水準の様々な検査機器を使用し、分析を行っています。それにより、非常に少ない量の物質を正確に分析することができます。
使用している検査機器
LC-MS/MS(トリプル四重極型、Orbitrap型)
- GC-MS/MS
- LC-ICP-MS
- 原子吸光光度計
- 水銀分析計
- リアルタイムPCR など
自分たちで検査するメリット
一般の分析機関では、国の残留基準値に対して合格または不合格の判定をすることが中心となります。自分たちで分析することで、微量な痕跡も見逃さずに対策を講じることができます。
放射線検査
お米や野菜などの放射線量の測定を、継続して行っています。
微生物検査センター
お客様に安全でおいしい食を提供するため、腐敗や食中毒の原因となる細菌、ウイルス、カビなどの微生物の検査を自社で行っています。
- ・検査方法の確立
- ・基準値の設定
- ・食品の期限を設定
- ・店舗のふきとり検査
- 各工場で出荷前の食品の安全性を確認
- ・原料検査
- ・工場製品の検査
- ・食品の期限を設定
- ・工場のふきとり検査
検査方法の確立と基準値の設定
安全性を保証するために基準値の設定を行い、またグループの検査室で採用する検査方法の検証を行っています。
出荷検査
工場検査室では、工場でできた食品の菌検査を行っています。基準値を超えていた場合には出荷を止めるなど安全を確保しています。
期限の設定
微生物検査センターでは、工場で製造してから店舗で商品が提供されるまでの環境を考慮し、無駄な廃棄がなく、おいしく安全に食べられる使用期限を設定しています。
細菌・ウイルスふきとり検査
店舗の厨房機器などのふき取り検査を定期的に行っています。
検査対象となる微生物
培養法による菌の分離やリアルタイムPCR法を用いた遺伝子検査により、 汚染指標菌や食中毒菌、ウイルスなどの検査を実施しています。
- ・一般生菌数
- ・大腸菌群
- ・黄色ブドウ球菌
- ・サルモネラ属菌
- ・腸管出血性大腸菌(全血清型)
- ・リステリア属菌 他
細菌
- ・ノロウイルス
ウイルス