トップメッセージ(株主・投資家の皆様へ)

トップメッセージ

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、日夜厳しい戦いの中にある医療関係従事者の皆様には心より感謝申し上げます。

 当期は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴う経済活動および個人消費の低迷が続き、外食産業においても政府や自治体による営業時間短縮要請等がありました。この厳しい経営環境のもと、「すき家」をはじめとする外食・小売の各業態はお客様の生活スタイルの変化に対応した商品力・販売体制の強化を図り、さまざまな営業施策を推進してまいりました。

 当期業績は売上高が5,950億48百万円、営業利益120億88百万円、経常利益122億15百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は22億59百万円となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも業績予想の公表値を上回っています。

 今期(2022年3月期)も新型コロナの収束が依然不透明ではあるものの、グループ一丸で技術革新・デジタルトランスフォーメーションに取り組み、魅力ある商品とサービスをご提供することで業績回復を図ってまいります。

 厳しい経営環境ではありますが、今年の春季労使交渉において、当社グループでは9年連続のベース・アップで妥結しました。消費を上向きにするにはGDP(国内総生産)の7割を占める流通・サービス産業の従業者の可処分所得を上げることが必須と考え、率先して実行しました。ご理解いただければ幸いです。

 一日も早く安心して暮らせる社会を取り戻せるよう、ゼンショーグループは今後も「食のインフラ」として、世界の皆様に安全でおいしい食を手軽な価格で提供してまいります。

 株主の皆様におかれましては、世界から飢餓と貧困を撲滅する理念をともに実現するパートナーとして、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年6月28日

小川 賢太郎

株式会社ゼンショーホールディングス
代表取締役会長 兼 社長
小川 賢太郎