ゼンショーフェアトレードの取り組みを現地よりお届けします!

Fair Trade Report

学び続けられる喜びを子どもたちに届ける【ネパール】

ゼンショーは、2015年に発生したネパール大地震の被災地で緊急復興支援を実施。この支援活動を通じて働き手の流出などの社会問題を抱えながら暮らす人々と出会い、彼ら彼女らのために何ができるのかを考え始めました。そして、これらの問題を解決するためには地場産業の活性化が必要だと考え、都市部よりも厳しい経済状態にあるといわれる山間部で有機農園を営む経営者をパートナーに、紅茶のフェアトレードを始めました。

また、2015年12月には、社会開発資金を原資とした「ゼンショー・スカラーシップ・プロジェクト」が始まりました。返済義務のない奨学金は、2018年時点で1年生から10年生までの農園労働者の子ども351名(累計)へ届けられています。

ネパールには義務教育制度が導入されていますが、学校の登録費用の支払いや文具の購入ができず、通学・進級をあきらめるしかない子どもたちがいます。この奨学金は、看護師や獣医になりたいと話してくれた子どもたちの背中を押し、一人ひとりの夢を引き寄せることにつながっています。子どもたちが通う学校には、学ぶことへの強い思いが満ちていました。

ゼンショーは、今後も子どもたちに向けた支援を含め、地場産業の活性化につながる取り組みを実施していきます。

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