高校生が自分たちで養殖した魚を「はま寿司」で提供しました

育てた魚が提供されるまでの過程を学ぶ

2022年6月、静岡県の焼津水産高校の生徒が、自分たちで養殖した魚が市場で流通するまでを学ぶ授業の一環として、ゼンショーグループ労働組合連合会協力のもと、はま寿司で「魚がお寿司として提供されるまで」を学びました。

この授業では、生徒が学校で養殖したトラフグとヒラメを水産会社が加工し、はま寿司でお客様にお寿司として提供します。実際に魚がお客様に届くまでの過程を見ることで、水産業の流れや仕事内容を学ぶことができます。

授業初日にトラフグやヒラメの加工を見学した生徒たちが、お寿司として提供するための切りつけ作業を体験するため、はま寿司を訪れました。

普段は入ることができない、はま寿司の厨房。
ユニフォームを着用した生徒たちは、衛生管理のルールや包丁の使い方、お寿司の提供の方法についての説明を真剣に聞きます。

従業員のお手本を見た後は、いよいよ切りつけにチャレンジ。
切りつけ専用の包丁で慎重に切りつけます。

切りつけが終わった後は、お待ちかねの試食タイム。
店内には生徒たちが事前に制作したトラフグやヒラメのポスターが掲示されています。

店舗・期間限定※で販売されている、自分たちが養殖したヒラメとトラフグのお寿司。生徒たちはしっかりと自分たちで育てた魚を味わいました。
※期間限定で、はま寿司焼津店のみで販売しました

切り付け体験・試食を終えた生徒は「トラフグとヒラメが予想以上に評判がよく予定よりも早く在庫がなくなりそうと聞き、養殖をしている側としても嬉しく、自分たちが育てている魚に自信がつきました」「お客様がヒラメを注文してくださった時は、育てて良かったと改めて感じました」と振り返ります。

また、担当教諭からは「こういった有意義な企画を実施することは、水産教育においても非常に意義のあるものだと考えております」と感謝の声を頂戴しました。

はま寿司はこれからも、地域に愛されるお店づくりを続けていきます。

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