児童養護施設の子どもたちが稲刈りを体験

“食べ物の大切さ”や“仕事の大変さ”を学ぶきっかけに

2023年10月、ゼンショーかがやき子ども財団はゼンショーグループのスーパーマーケット「ジョイフーズ 関宿(せきやど)次木(なみき)店」に設置された田んぼにて、児童養護施設で暮らす子どもたちを対象に稲刈り体験を実施しました。

※ゼンショーかがやき子ども財団は、社会的養護下で暮らす子どもたちが、経済的な理由で進学や社会での活躍を阻害されることなく、自らの能力や適性にあった進路を選択し、意欲的に学業に専念できるよう支援するとともに、子どもたちの健全な人間形成に寄与することを目的に設立された一般財団法人です。

今回の活動は、2023年5月に行った田植え体験の続編となるもの。自身で田植えと稲刈りを行いお米の生産過程を体験することを通じ、“食べ物の大切さ”や“仕事の大変さ”を学ぶことを目的に開催しました。

田んぼに到着した子どもたちは、参加社員たちの歓迎を受けた後、早速稲刈りへ。
鎌の使い方を教わりながら、以前自分たちで植えた稲を1株ずつ刈り取りました。

刈り取った稲は「稲架(はさ)()け」という方法で立て掛け、昔ながらの稲の干し方を体験しました。

稲刈りがひと段落すると、お待ちかねの昼食の時間。
青空の下、刈り取った稲と同品種のお米を使った「おにぎり弁当」を味わいました。

参加した子どもからは「食べる前の(炊かれる前の)お米、稲穂を初めて見た」「普段できない体験をみんなとできて楽しかった」という感想が寄せられました。

ゼンショーかがやき子ども財団は、今後も子どもたちに将来の夢を考えるきっかけを提供できるよう、様々な活動を行ってまいります。

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