小学校で出前授業「未来教室」を開催


子どもたちに実り多き未来を。

2020年1月、杉並区立高井戸東小学校で“はたらくとは?”をテーマに「未来教室」を開催しました。

※子どもの健やかな成長に貢献することを目的に活動するNPO法人「おやじ日本」が運営する出前授業。企業で働く人々を通じて、仕事のやりがいや苦労、グローバルな動きなどを子どもたちに伝えます。

ゼンショーは食のリーディングカンパニーとして2013年にこの取り組みを始めました。
“食”を通じ働くことの本質を伝え、子どもたちに仕事の面白さやその現実など、新たな気づきを提供しています。

最初は緊張していた子どもたちも「すき家」や「ココス」「はま寿司」などなじみのある看板が登場すると、「知ってる~!」と一気に教室が盛り上がりました。

ゼンショーホールディングスという会社を知ってもらった後は、みんなで「何に見えるかゲームに挑戦」。
「スクリーンに映し出されたこれは何に見える?」という問いかけに、子どもたちは「ゆ!」「へび!」と元気よく回答。

しかし、ゼンショー社員には「熱帯魚」に見えていました。
このゲームは、先入観とは何かを子どもたちに知ってもらうもの。
先入観だけで物事を見ると偏った見方しかできず、良好な人間関係が築きづらいものです。

最後は、一杯の牛丼から社会を見るお話。すき家の牛丼は、どのようにつくられているのでしょうか。

「牛肉」「たまねぎ」「お米」それぞれに生産者がいます。さらに、おいしい牛丼になるよう牛肉をスライスする加工、お店まで運ぶ物流、一貫の流れをサポートするシステム、お店での調理など、多くの人が関わってようやく牛丼が完成します。どれか一つでも欠けてしまっては、牛丼はつくれません。

ゼンショーのMMDを通じて、子どもたちに全ての仕事には意味があり、価値があることを伝えました。
ただお金を稼ぐために働くのではなく、自信と誇りを持って自分のなりたい姿を目指し、社会に貢献できる人になってほしいと、授業を締めくくりました。

※MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)…原材料の調達から製造・加工、物流、店舗における販売までを一貫して自らの手で企画・設計、運営するゼンショー独自の仕組みのこと。

次世代を担う子どもたち。社会に出る前にその面白さや大変さを知ることができたのではないでしょうか。
たくさんの物事を体験して、自分の糧に。
ゼンショーは子どもの未来がより実り多き未来となるよう、今後も活動を続けていきます。

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